2018年6月14日木曜日

『右派はなぜ家族に介入したがるのか』書評研究会(@京都)


中里見博・能川元一・打越さく良・立石直子・笹沼弘志・清末愛砂『右派はなぜ家族に介入したがるのか 憲法24条と9条』、大月書店、2018年5月
「個人の尊厳」と「両性の本質的平等」を掲げる24条は、9条と並んで改憲のターゲットとされてきた。――それはなぜか?「家族」を統制しようとする右派の狙いを読み解き、24条と9条を柱とする「非暴力平和主義」を対置する。
 拙稿は一昨年の「日本会議本」ブームの際に注目を浴びなかった論者を中心に、「家族」「24条」「育児」などについて積極的に発言している右派の論者をとりあげ、24条改憲論の背後にある家族イデオロギーの一端を明らかにしようとしたものです。

 7月月6日に京都で同書の書評研究会を開催します(共催:ジェンダー法学会関西支部)。どなたでもご参加いただけます。

評者コメント:松本克美(立命館大学)、植松健一(立命館大学)
執筆者応答:中里見博、能川元一、立石直子、笹沼弘志、清末愛砂

2018年7月6日(金) 18:30〜20:30
キャンパスプラザ京都 2階 第3会議室